子育て通信「すくすくめーる」

すくすくめーる冬号 2003.12.1

保育園でのあそび

あっという間に季節は冬!クリスマス・お正月・おもちつき・節分豆まきなどの行事も近づいてきます。子供達は寒〜い冬でもへっちゃら!で元気いっぱいに遊びます。


子育てQ&A

子どもが盗みをした時はどのように対処したらよいでしょうか。
スーパーで買い物をしている時、いつの間にか子どもがチョコレート等を持ち、離さないので驚くお母さんも多いでしょう。「お姉さんにお金をお払うまで待ってね」それでも食べたくて待てない時には、それだけ先にレジを済ませることになります。
社会のルールを知らない子どもは、自分のものと他のものと区別がつかないから、見て欲しかったからという単純な動機から行動します。悪い事という考えのある大人は「盗んだ」「どうしてそんなことを!」と叱ってたたいたり、ガミガミ問い詰め、またやるのではと言葉掛けや疑ったりして子どもの心を乱してしまいます。
初めての時、きちんと子どもの気持ちを聞き、さらりと社会のルールを伝え、どうしたらよいかを共に考え教え、クドクドを何時までもこだわらないことです。
謝罪が必要な時には大人が一緒に謝りに行くこと、その姿勢は子どもに通じます。
子どもの小遣いは与えた方がよいでしょうか。
幼児にはお小遣いは不必要なものだと思います。育つ家庭によって考え方は多少違うのでしょうが、幼児がお金を握って買い食いするようなことは避けたいものです。しかしながら大半の子どもは5歳ぐらいになると、お金に対し強い関心を示すようになります。遊びの中での「売り買いごっこ」は大好きで、そのやりとりを見ているとお金の役割をかなり理解していることがわかります。
ですから子どもがお小遣いを欲しがったら、大人が必ず一緒に行き、品物の選び方、買う際のマナーなどをやって見せながら教えておきましょう。
またお金の大切さや、大人が懸命に働いたことへの対価としてお金が手に入ることも、忘れずに話して聞かせましょう。それから、お金の管理はきちんとしておき、子どもの眼に触れる所に財布を置いたり、たとえ1円玉でもそこらに散らしておくようなことはしてはならないことです。
夕方になると泣いてばかりで家事ができません。
生後3カ月くらいになると、夕方になって理由もなく泣くようになることがあります。日本では、このような泣きを昔から「たしがれ泣き」、欧米では「三カ月コリック」などど呼んでいます。国を問わず、この時期の赤ちゃんによくみられるということです。不安などを感じられるようになった、つまり成長の証とか、おっぱいを飲んだ後おなかが痛むのではないかなどと言われていますが、はっきりしたことはわかりません。泣くので抱いていると何もできなくなり、いら立ちを感じるお母さんも多いようですが、赤ちゃんにはこういう時期があるものです。時期がくれば泣かなくなるので、もうしばらくと思ってやり過ごすのが最良です。「思うように家事ができない」と思われますが、赤ちゃんが小さいうちは家事も育児もとあまりがんばり過ぎないようにしましょう。また、首がしっかりすわったあとなら、おんぶもおすすめです。

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