子育て通信「すくすくめーる」

すくすくめーる春号 2002.3.1

保育園でのあそび

春の日ざしに包まれて花壇のチューリップやパンジーもプクプクとつぼみをふくらませてきました。保育園の春は、お別れ・はじまりの行事が盛り沢山で子ども達もドキドキ・ワクワクの連続です。


子育てQ&A

夜10時〜11時ぐらいには部屋を暗くして眠れるようにするのですが暗い中でも平気なようで、一人起きて遊んだり、歌ったりしています。毎日です。どうしたらよいでしょうか?(2才4ヶ月女児)
睡眠は8時〜9時までに眠るのが一番良いそうです。これまでの生活のリズムが一度には変わらないと思いますので徐々に少しずつ眠る時間を早くして、入眠前には絵本の読み聞かせをしたり、静かな雰囲気を作り寝つくまで側について安心して眠れるようにして行かれたらと思います。昼は明るいところで元気に遊び、早寝早起きの習慣をつけ、生体リズムを整えるよう3歳までの日常の生活リズムは様々な発達、健康の為に大切なことだそうです。好ましい睡眠のリズムを身につけるよう根気良く関わって行きましょう。
夫があまり子育てを手伝ってくれません。
妊娠・出産を経験し、「赤ちゃん」と接してきた女性は母親という自覚が大きいですが、男性は自分が親になったという自覚や責任感をはぐくむのに時間がかかるようです。「独身のような気分で自分だけが遊び回っている」などという妻からの訴えも少なくありませんが、これもそうした親としての自覚不足からきているのでしょう。
また、一足飛びに(と男性には思えるのでしょう)「母」の顔になった妻に、とまどいを感じる男性もいます。子どもより自分のことをもっとかまってほしい、と考えている男性も少なくありません。
こうした夫への対処法として、
(1)夫の「かまってほしい」という気持ちを受け止める。子どもが寝たあとはできるだけ子どもの話題ぬきで夫につきあうなども必要。
(2)お風呂やミルクなど、できそうなことを少しずつ頼み、やってもらえたら「ありがとう、助かったわ」「さすがね」などと言う、などです。そんなふうに過ごしているうち、子どもにも表情が出てきますし、夫も子どもの相手をするのが楽しくなるかもしれませんね。
危ないことを教えるのに、どうすればいいですか?
1歳を過ぎるころから「危険なこと」はある程度理解できるようになります。ガスレンジなどをいじったときは「だめ」「いけません」を真剣な表情で伝えればいいのです。子どもはその気迫で、「やってはいけない」ことがわかります。触られて困る物も「これは大事な物だからさわってはいけない」と繰り返し繰り返し教えましょう。体ごと抱く、伸ばした手を握るなどもあります。しつけに名を借りた体罰は親が自分のイライラや葛藤を子供にぶつける口実であり、解決にはなりません。

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