子育て通信「すくすくめーる」

すくすくめーる冬号 2000.12.1

保育園でのあそび

木枯らしの歌が聞こえてくるようになりました。雪遊びやお正月の遊びなど冬ならではの遊びの中から季節が感じられます。 又、霜柱、つらら、氷などこの季節にしか見ることのできないおもしろい発見があります。


子育てQ&A

おねしょをします。治るのでしょうか?
3歳を過ぎれば、大体の子は昼間なら排尿や排便を教えることができるようになります。しかし夜間にはまだおむつの必要な子が多いものです。夜のおむつは練習やしつけで取れるものではなく、子どもの生理的な発育が整うと自然にとれていくのです。5歳を過ぎても毎晩排尿する場合には夜尿症の疑いがあります。ぐっすり眠ってしまう、膀胱の容量が小さい、抗利尿ホルモンの分泌が少ない、精神的影響など、原因はいろいろあります。対応で大切なのは、しからない、あせらない、他の子と比べ子どもに劣等感をもたせたり、心に負担をかけないことです。また、失敗させまいとして夜中に起こすのは眠りを妨げ逆効果といわれています。規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠を確保しましょう。眠りの安定は、抗利尿ホルモン分泌の安定に欠かせません。
子どもが泣いてばかりでイライラします。
赤ちゃんが生まれると周囲の関心は赤ちゃんのほうにばかり向きがちです。お母さんは最近ねぎらいの言葉をかけてもらってないかもしれませんね。お母さんは睡眠不足ではありませんか?睡眠不足と疲労は心が落ち込む大きな原因です。数時間でも昼寝をしたり、周囲の人に子どもを頼んで体を休められないか考えましょう。赤ちゃんは病気など、特に原因らしきものがない時は、早く泣きやませようと考えるより、気分転換させたり、楽しく遊んであげることも大切です。例えば、抱いてベランダに出たり、近所を軽く散歩したり、うつぶせになって一緒に手をつないで遊ぶなどです。そうした時間を赤ちゃんにプレゼントし、その後に授乳をすることで、赤ちゃんは泣き止み、心地よい眠りにつけるでしょう。
よく兄弟げんかをします。
年の近い兄弟はけんかをよくします。幼児期は、自己主張が強く、独占欲も人一倍なので、けんかが起こりやすいのだと思います。けんかの仲裁に母親が入ると、自分の方に見方をしてもらおうとして、ますますけんかがエスカレートすることでしょう。また、親は、どうしても上の子を叱りがちです。このことは、上の子どもの気持ちに傷をつけます。兄弟が、それぞれ一人ずつになったとき、遊んだり、話をしたりいてやると、親に大事にされていることがわかり、気持ちが落ち着いてくるようになり、けんかがすくなくなります。

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